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憑依SS:憑依された東雲ほのか

9回目の憑依SSです。
今回は「憑依された遠野清香」の続きの話です。
そして今回のヒロインの東雲ほのかさん。

東雲ほのか001


俺の親友の村川秀之助が交通事故で亡くなって一ヶ月が経った。
秀之助は半年くらい前に雷に打たれてから他人の体に憑依できる能力を手に入れていた。
もしかしたらその能力を使って他の人間の体で生きているかもと思ったりもしたが、この一ヶ月憑依した秀之助が俺の前に現れることはなかった。
そんなある日の放課後。
「森野君、一緒に帰ろう」
俺がぼーっと教室の窓から外を眺めているとクラスメイトの天原冬華が話しかけてきた。
天原とは二ヶ月くらい前からとあることがきっかけで話すようになり今では一緒に帰るほどに仲良くなっていた。
「ああ…」
俺は、カバンに教科書を詰め込み天原と一緒に学校を出た。
そして俺達は無言のまま並んで歩く。
秀之助がいなくなってから天原と一緒にいることが多くなった。
天原が黙って俺の側にいてくれる、それだけで俺は嬉しかった。
誰かが側にいてくれる、秀之助がいなくなってそのことの大切さがわかった気がする。
「天原はさ、優しいよな」
「え…そんなこと…」
「なぁ、どうして天原は俺の側にいてくれるんだ?」
俺みたいなどうしようもないやつとこんなに一緒にいてくれたのは秀之助くらいのものだ。
「そ、それは…」
歩いていた天原の足が止まる。
「天原?」

天原冬華003

「私、森野君のことが好きだから」
天原が俺のことを好きだって!?
「ずっと好きだったの…昔から…だから最近森野君とお話できるようになって嬉しかった」
天原が俺のことをそんな風に思っていてくれただなんて…。
「ごめんね、森野君が辛い時にこんなこと言って、私ずるいよね」
「そんなこと…」
「それでも、森野君のこと好きだから、だから森野君のこと支えてあげたい、傍にいたいの…」
天原の声を通して想いが俺の心に伝わってくる。
「私って背が高くてかわいくないし、話すのもあんまり得意じゃないし、でもね…でも…」
今にも泣きそうな天原に俺は近づく。
「ありがとう、天原」
俺は手を伸ばし天原の頭を撫でた。
「あっ…」
こうしてるとやっぱり天原は背が高いや。
「なんか昔も天原にこんなことした気がする」
「そうだね…」
あれは小学生の頃だった気がする。
あの頃の天原は背が小さくて泣き虫で、泣いた天原の頭を撫でてやったことがあったけな。
「森野君…私…」
潤んだ瞳で天原は俺を見つめてくる。
天原は俺のことを好きだと言ってくれた。
それじゃあ俺は天原のことをどう思っているんだ?
「俺は…」
「あー、やっと見つけた♪」
誰かの大きな声に俺の声が遮られる。
誰だよ、今から大事なことを言おうとしてるのに…。
声のした方に振り向くと見知らぬ少女がこっちに近づいてきた。

東雲ほのか002

「竹勝、やっと会えたね」
結構かわいい娘だった、俺と同じ学校の制服を着ているがこんな娘は知らない。
「森野君の知り合いなの?」
天原の知り合いではないようだ。
「おまえ、誰だよ?」
「もう私のこと忘れちゃったの、あんなこととかこんなこととかいっぱいしたのに…」
少女は、そう言いながら恥ずかしそうに顔を赤らめる。
「な、何言ってんだ、俺はおまえなんか知らないぞ!!」
天原がいるってのにこの女いきなり何言ってんだ。
「でも私は、竹勝のことよく知ってるよ」
そう言って俺の顔をじっと見てくる。
「えいっ♪」
すると女は突然俺に抱きついてきた。
「ちょ!!」
「村川秀之助」
そして俺の耳元でそう呟いた。
「!?」
この女もしかして…。
「あ、あの!!それであなたはいったい誰なんですか!!」
慌てた様子で天原が俺達に近づき声をあげる。
「私は東雲ほのか、よろしくね♪」
そう名乗った少女は俺から離れると天原の手を握り握手をした。
「えっ…は、はい」
その態度に天原は呆気に取られているようだ。
「それじゃあ竹勝、行こうか」
そう言って東雲ほのかと名乗った少女は、俺の腕を引っ張る。
「お、おい!!」
「竹勝には大事な話があるの」
それは俺も気になるが…。
「ごめんね、天原さん、竹勝ちょっと借りるね」
「あ、天原…えーと…」
何を言おうか迷ってしまう。
「答えはすぐじゃなくてもいいから」
俺の気持ちを察してくれたのか天原がそんなことを言ってくれる。
「森野君の気持ちが落ち着いたらきかせてね…私ずっと待ってるから」
「天原…」
「ほら、竹勝行くよ」
「あっ、おい、そんなに引っ張るなよ!!」
俺は、後ろ髪引かれながらも少女についていく。


しばらく歩くとそこは俺の家の近所の公園だった。
「ここまで来ればいいかな」
「それで話ってなんだよ?」
俺の予想が正しければたぶんこの女は…。
「もうわかってるくせに…まあいいや、改めまして久しぶりだね、竹勝」
「久しぶりって…おまえ、やっぱり秀之助なのか?」
「そう、僕だよ村川秀之助だよ」
予想はしてたけど、本当に秀之助だなんて…。
「ほ、本当に秀之助なんだよな?」
「そうだよ、なんなら竹勝の持ってるエロ本のタイトル全部言ってあげようか?」
「そんなこと言うってことはやっぱり秀之助なんだな」
初めてあった女の子がそんなこと言うはずないし。
それにしてもまた秀之助に会えるなんて…良かった本当に…。
「でもなんでその娘の体に憑依してるんだ?」
「僕が運ばれた病院にちょうどよくこの娘の体が合ってさ、なんとか意識があるうちに憑依できて良かったよ」
「そうだったのか…でもそれならもっと早く教えてくれてもいいだろ」
こっちがどんな気持ちで一ヶ月を過ごしたと思ってるんだ。
「それがこの体になってから検査とかいろいろあってさ、他の体に憑依しようとも思ったんだけどこの体に憑依したのを最後に憑依できなくなっちゃって」
「な、なに!?」
「本当の体が死んじゃったせいなのかわからないけど、これからはこの体で生きていくしかないみたい」
それって秀之助はこの娘として生きていくってことなのか…。
「というわけで、これからは東雲ほのかとして生きていくよ」
そんなことを軽く言う秀之助。
「それじゃあその娘はどうなるんだよ」
秀之助が生きていてくれるのは嬉しい、でもそれは憑依されてるその娘の人生を奪うってことだ。
「憑依してるこの娘の人生を奪っていいのかってことでしょ?そういうとこ気にするのは竹勝らしいね」
秀之助が誰かの体に憑依して生きてればなんて思っていたけど、それは誰かの人生を奪って生きるってことなんだ。
別に自分が善人だなんて言うつもりはない。
だけど、人の人生を奪って生きるっていうのはすごく重いことのような気がする。
「大丈夫だよ、この体には最初から魂が入ってなかったから」
「え?」
「何があったのかは知らないけどこの娘の体には魂がなかったんだ、この体は魂が抜けてずっと病院で眠ったままだったんだよ」
「それってどういうことだ?」
「もしかしたらこの娘も僕と同じ能力を持っていて自分の体を捨ててしまったのか、それともなんらかの原因で魂だけ無くしてしまったのか…それはわからないけど」
魂が無いだなんてそんなことがあるんだろうか?
「この体は僕が憑依する前は結構衰弱してたんだ、僕が憑依しなかったらこの体は今頃死んでたかもね」
都合のいい話だが俺には秀之助が嘘をついてる様には見えなかった。
「という訳でこのまま死んでしまうなら僕がこの体を使ったっていいでしょ?」
「そ、それは…」
胸の中にもやもやしたものが残っているのか、はっきりと今の秀之助を認めてやることができない。
「竹勝は、僕に生きていて欲しくなかった?」
「それはない」
それだけははっきり言える。
そうだ、俺は秀之助にまた会いたかったんだ。
小さな欠点に気をとられて大事なことを忘れてしまうところだった。
秀之助の言ってることを信じよう、それなら問題なんてないはずだ。
「俺は秀之助が生きていてくれて嬉しいよ、例えそのこの娘の体でこれから生きるんだとしてもな」
「ありがとう、竹勝」
そう言って秀之助はにっこり笑った。
「僕…いや私ね、ずっと竹勝に会いたかったんだよ」
「秀之助?」
「私、竹勝のことが好き」
えっと、秀之助はいったい何を言ってるんだ?
「えっ、好きって…いやだっておまえ男じゃ!?」
頭が混乱してうまくしゃべれない。
「今の私は東雲ほのか、女の子だよ」
「いやいや、急に女として生きていくことになったからって俺が好きって唐突すぎだろ」
「急なんかじゃないよ…この体に憑依する前から竹勝のことが気になってたんだよ…」
それって男だった時からってことなのか?
「前に、天原さんに私が憑依した時があったでしょ?その時に天原さんの竹勝が好きだって気持ちが流れ込んできてそれから竹勝のことが気になっちゃって…」
あの時からそんなことになっていたなんて俺は全然知らなかったぞ。
「それからもいろんな女の人に憑依するたびに竹勝への想いを思いだしちゃって…大変だったんだよ?」
「えっと…それは…」
何を言ったらいいのかわからない。
考えろ…考えるんだ、森野竹勝!!
「そ、その気持ちっておまえのじゃないんだろ?」
「もちろん最初は違ったよ、でもね時間が経つうちにこの気持ちは私のモノになったんだよ…竹勝に会えなかった一ヶ月がそれを教えてくれたんだ」
そう言った秀之助は女の子そのものに見えた。
「すぐに付き合ってなんて言わないよ、ただこの気持ちを伝えたかっただけだから」
「秀之助…」
「私はもう村川秀之助じゃないよ、東雲ほのか、だからこれからはほのかって呼んで」
確かに、人前で秀之助と呼ぶわけにはいかないしな。
「ほ、ほのか…」
あれ、なんか照れる。
「うん、これからよろしくね竹勝」
そう言って頬に軽くキスをされた。
「お、おい!?」
「うふふ、それじゃあまた明日ね♪」
そう言ってほのかは走って行ってしまった。
「あいつ…」
胸がドキドキする。
中身は秀之助だって言っても体はかわいい女の子なんだよな…。
天原からも告白されてほのかからも告白されて…秀之助が生きていたのは嬉しいけどなんだか大変なことになってきた気がする。


そして次の日。
「転校生の東雲ほのかです♪」
ほのかが俺のクラスに転校してきた。
「な、なんでおまえが…」
「だって昨日また明日って言ったでしょ」
だとしても転校してくるなんて聞いてないぞ。
「それに昨日もこの学校の制服着てたじゃない、昨日は竹勝に会いたくて一日早いけど学校まで行ったんだよ、そしたらいないし…」
それで昨日制服を着ていたのか。
「竹勝、これからよろしくね♪」
そう言ってほのかは俺に抱きついてくる。
「お、おいっ!!」
「し、東雲さん、森野君嫌がってるよ」
ほのかに抱きつかれてる俺を見て天原がやってくる。

冬華とほのか001

「だって私、竹勝のことが好きなんだもん♪」
「なっ…」
こいつ突然何言い出すんだよ!!
「わ、私だって森野君が好きだもん!!」
天原も教室で何言ってんだー!!
クラスのやつらの視線がなんだか痛い…。
あーなんだこの状況…。
「ねえ、竹勝は私と天原さんどっちが好き?」
なんて質問してきやがるんだ。
「私、森野君のこと信じてるから…」
天原、そんな目で俺を見ないでくれ。
「そ、それはだな…」
俺が選ぶのは東雲ほのかなのか、天原冬華なのか、それとも別の女の子なのか…。
とりあえず今はこの状況をなんとかする方法を考えるのだった。


■あとがき
まずは今回エロなくてすみません(ぉ
とりあえず今回でこの主人公の物語は一応終わりです。
これ以上続けてもラブコメというかギャルゲーみたいな展開が続くだけですしね(マテ
主人公がどっちを選ぶかはみなさんの妄想におまかせします。
まあ憑依モノ的にはほのかを選ぶべきなんでしょうけど、あえてこんな終わりで…。



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[ 2009/11/29 14:54 ] 憑依SS「現代」 | TB(0) | CM(7)
No title
こぉれは難しい選択肢だーっ!(笑)
天原も充分すぎるほど魅力的(巨乳ですし)なんですが、人には言えないようなことまで熟知しているほのかは、理想的なパートナーになるかもしれない。
せいぜい苦悩してもらいましょう。

死んだはずの親友が女の子の姿で現れるというのは、実に心躍るシチュエーション。そこにラヴが生じるのは必至!(^^)
最初は貰い物だった感情でも、今は自分の気持ちそのもの、という変化も良いですね。
[ 2009/11/29 19:03 ] [ 編集 ]
コメントありがとう
■nekomeさん
今回の話は前にnekomeさんのコメントをもらった影響を受けてたりしますw
もし、ほのかを選ぶとしたら中身が友人の男という事実に葛藤しつつも惹かれてしまうみたいな展開になりそうですw
ちなみに天原を選んだら憑依はあんまり関係ないギャルゲー展開になりそう…自分はそういういのも好きだけどここで書く話ではないですねw(ぉ

前のSSでも書きましたがこういう変化の展開も個人的にはありかなとw
[ 2009/11/30 00:30 ] [ 編集 ]
No title
完結お疲れ様ですっ
ツインテ好きの私は迷わずほのかさんを選ぶんだぜ・・・!
[ 2009/11/30 06:52 ] [ 編集 ]
た、大変だ〜
nekomeさんほどうまくコメ出来ないけど

い、いきなり衝撃が!!!
控えめな人に悪いのはいませんw><wもちろん、女の子でもw
と、思ったら、秀之助〜><
そうかーこんな貴重な?体は失うのは確かにもったいない、うんw
て・・・えと、私、なぎさ。これからもよろしくね(だめだ、俺も少しコワレ・・)
究極の選択です、か・・・
某アニメの主人公みたいに両方とったら、間違いなく、確実に命がないので^^・・・とりあえず、フルボッコの危険?回避のため、この場は後で3人で話す、といってひいてもらい、それから・・・
てか、この二人を見てると、どこかで似たシチュ・・・あ、すいまs

結論が出せないだめな私ですが><、秀之助が憑依してるなど、全て包み隠さず話せば、何とか・・・なる?
ちなみに私もこのところあちこちで試験的に絵文字を入れてますが、いかがでしょう?^^
[ 2009/11/30 11:43 ] [ 編集 ]
コメントありがとう
■谷口さん
ありがとうございます(^^)
谷口さんはツインテ好きでしたかw

■憑依サイコーさん
まあハーレムって難しいですよねw
確かにこんな展開は結構ありそうですが、まあお約束みたいなものってことでw(ぉ
絵文字は自分も少し使う程度なのですが、苦手な人は苦手ですからね、自分的には特に問題ないかと。
それと拍手コメントもありがとうございます。
確かに今回は少し更新が早かったですね。
来月からはちょっと忙しくなりそうなのですが自分ペースでやっていこうと思います。
[ 2009/11/30 20:36 ] [ 編集 ]
No title
なんとなく全作品読み返してみてる・・・
改めて究極の選択だなとw

個人的には、天原に1票
ほのかは、愛人的なポジションでOKw

・・・え?だらしないって?
まぁ、ダメ人間ですからw
[ 2010/08/03 09:58 ] [ 編集 ]
コメントありがとう
巨乳をとるか貧乳をとるか究極の選択ですね…そんな時は脳内で二つのルートを妄想…もとい想像すれば大丈夫(マテ

浮気はバレたら後がかなり怖いと思います…(T_T)
まあ二次元の世界くらい好き勝手したいですよねw(ぉ
[ 2010/08/03 23:26 ] [ 編集 ]
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